タテ構図かヨコ構図か。
写真を撮るとき、ヨコで撮るかタテで撮るか、考える時ってありませんか?
最近はスマートフォンで撮る方も多くなっているので、タテで撮る人がかなり多いんじゃないかと思いますが、通常のカメラではそのまま撮ればヨコが基本になりますよね。
なので、特になにも考えなければ、スマホで撮ったらタテの写真ばかりになりますし、カメラで撮ったらヨコの写真ばかりになってしまいます。
タテとヨコ、どちらで撮ってももちろん構わないんですが、一応、それぞれの特徴を知っておくと自分の表現したい選択ができると思います。
ちょっとサンプルを見てみてください。
場所は東京駅ホームのほぼ同じ場所でタテとヨコで撮り比べています。
サイトにアップしているのでサイズ感が少しズレているため若干比較しづらいかもしれませんが、タテとヨコで印象が違うのがわかると思います。
観る人によって感じ方は違うかもしれませんが、ヨコの場合は安定感がある気がしませんか?
一方でタテの場合は緊張感が感じられますよね。
人間の目は横に二つ付いています。
なので当然、視野は横に広く、縦には狭いですよね。
これは僕の考えというか理解なんですが、人間の視野にフィットしているヨコの写真を観ると自然な感じを受けるから安定感を感じるし、タテの場合は違和感というか不自然さを感じるので緊張感を覚えるんじゃないかと思っています。
このように、タテ写真とヨコ写真の違いを少し頭に入れて被写体に向かうと、自分がその被写体やシーンをどのように表現したいかによってどちらかを意識的にチョイスできるようになります。
そうすることで、写真の表現が広がりますし、自分が撮った写真を後から見返したときも撮った時の印象が振り返られると思います。
ただ、スマートフォンの場合は横にして構えると不安定になるので、少し撮りにくくなっちゃうんですよね…😅
今回は簡単なテクニックをご紹介してみました。
一度ご自分でも意識して撮り比べてみてくださいね。