ファインダーは追憶の小窓

写真が好き。だれでも気になる小さなことや奥深いこと。そんなことを皆さんと一緒に考えて写真について深めてみたいと思います。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

思い出

今でもたまに思い出す。父がどこからか一眼レフを持ち出してきた時のことだ。あれは小学生の低学年の頃だったと思う。記憶は定かではないが、オリンパスかペンタックスだったはずだ。すごいものを見せてもらった高揚感で自分にも撮らせてほしいとせがみ、父…

フィルムカメラのススメ

僕は、以前から結構いろんな方に「フィルム写真おもしろいし、露出計も無い古いマニュアルカメラだと撮影技術の勉強にもなるからやってみたら?」とお勧めしています。完全にデジタルが主流な今、フィルム写真などという不便なものを嗜むなんて時代錯誤的感…

デジタルかフィルムか。

今回はデジタルとフィルムについて僕なりの考えをつらつらとお話ししたいと思います。 皆さんご存知の通り、写真はもともとフィルムで撮られていました。 撮ったフィルムを現像し、それをプリントして写真にするという時代が長く続きましたが、この20年く…

フィルムとプリント

昨日、ある本を読んでいて眼に留まった一節。「ネガは楽譜であり、プリントは演奏である」これはアンセル・アダムスの言葉。けだし名言だ。 春(Rolleiflex2.8E) 【買い回りetcでポイント最大23倍 〜5/18 1:59まで】FUJIFILM[フジフイルム] PRO400H 120 12…

簡単に上手に見える構図の取り方。

前回、カメラはフルオートになって露出の失敗がほとんど無くなったうえ、手ぶれ補正まで強力になってきたので、撮影者が腕を振るえるのは構図だけとなったかもしれないということを書きました。 まぁ、これは極端な話であって、一眼レフやミラーレスの本格的…

寄れるレンズ。

ずいぶん以前、あるデジタルカメラを買うにあたって、ネットでいろいろとレビュー記事なんかを調べていて気になったことが。すると「Leica X1に搭載されているエルマリート24mmF2.8は寄れないのがタマにキズ」というコメントが複数の記事に。確かにこのレ…