ファインダーは追憶の小窓

写真が好き。だれでも気になる小さなことや奥深いこと。そんなことを皆さんと一緒に考えて写真について深めてみたいと思います。

アマチュアカメラマンは、カメラやレンズがお好き。

最近、SNSで撮った写真を公開していて、イイね!が付いたりたまにコメントを頂いたりして、それが案外モチベーションの元になっていたりします。

SNSなので、いろんな方が私の写真を見てくださっているのですが、中にはカメラメーカー限定だったりミラーレスや一眼レフカメラ限定というようなコミュニティがあったりするので、そこではアップした写真で使っているカメラとレンズの名前を記入しなくてはならないという“ルール”があります。

ただ、中にはカメラのモデル名だけでなくご丁寧にシャッター速度や絞り値などのexif情報のようなものまで書いておられる方々も。

もうこうなったら写真を鑑賞するよりも意識は「このカメラで撮ったらどんな写真になるの?」とか「このレンズってどんな写りなの?」という方向に行ってるのがよく分かります。

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この前も、カメラとレンズの名称を記入して上の写真をアップしたところ「このカメラいいですね!」というコメントが。

一応「⚪︎⚪︎ギャラリー」という、あるカメラメーカーユーザー限定のコミュニティーなんですが、なんだかもう写真を鑑賞するのではなく、持ってるカメラやレンズの品評会的な感じがしてしまって、相当引いてしまいました。

もちろん、写真にタイトルだけ付けてアップする純粋な写真コミュニティーもあります。

確かに、カメラやレンズの情報交換の場としてSNSを利用するのはいいと思いますが、どうも多くはやっぱり機材のスペックを語り合う傾向が多いなぁと思います。

こういう部分でも、実際のところ写真が好きだというよりも機材が好きという人の割合の方が多いと実感します。

でもね、申し訳ないけれどそういう方々の写真って、たいていは心に響くようなものではないんですよね…

だって写真を撮ることのベクトルが根本的に違うんですから。

これって、カメラメーカーのマーケティングにまんまとやられてる気がするんですけど、皆さんはどう思われます?